モヤモヤと向き合った帰り道

2023年07月29日 | つぶやき:嬉・輝・希, フォーカシングとココロの肥料

🌳「伸びていきたい」気力が湧いてきました

 

「こうした方がいい」と分かっていたのに、それが「難しくて出来なかった・・・」と感じて、
モヤモヤして落ち着かず、なかなか収まらないでいる、ということが、最近ありました。

「過去のことは、気にしても仕方がない」とか、
「いい歳なのにしっかりしなくてはダメだ」などと自分に強く言い聞かせてみたり、

「こんな風に気になって仕方がないのは、過去のあの経験の影響ではないか…」
などと分析をしてみたり、

そのモヤモヤした落ち着かない感じを、何とか収めようと努力してみたものの、上手くいきませんでした。

帰り道に、気分転換にお気に入りの公園に立ち寄ることにしました。
そして、
そのモヤモヤして収まらない「しんどさ」につきあってみる作業(フォーカシング)をしてみました。

「このモヤモヤした感じには、私にとっての何があるのだろう?」
「最悪なのは何だろう?」

なるべくやさしい気持ちで問いかけをしながら、今回のできごと全体を思い浮かべて、
今の自分のこころと身体が感じているものに、丁寧に注意を向けていきました。

しばらく感じていると・・・

「蜘蛛の巣にひっかかっていて、身動きがとれないでいる自分」のイメージが浮かんできました。

そして、

「こうした方がいい、こうすることが本来あるべき理想の姿」という固い考え方があることで、
とても不自由でしんどいと感じているのだ、ということに気づきました。

そう気が付くと、ふっと、からだの緊張が緩んできて、呼吸が楽になったような気がしました。

それから、
さわやかな緑色の葉をつけた木に近づいて、その姿をしばらく眺めていたら・・・、

モヤモヤから、軽やかな感覚になっていることに気がつきました。

「フォーカシング」と「公園の木」に感謝したい思いと、
「成長していくことができるように、経験や学びを進めていきたい」という思いを感じながら、

足取りも軽く、自宅に戻ることができました。

参考:「フォーカシング」ユージン・T・ジェンドリン著 村山正治ら訳 福村出版)