今この瞬間に感じられる「嬉しいこと」

2024年09月05日 | その他, つぶやき:嬉・輝・希

🌳「マインドフルネス」で喜びを見つけていきたい🌳

 

久し振りの投稿になります。

目の前にある、やらなければならないことに追われて気忙しい…と感じている日々です。
「今日もできるだけのことはやったのだ」と自分に言い聞かせて、ある程度納得できる日もありますが、「これができなかった」、「あれがまだやれていない」と悔んだり、焦ったりして気持ちが落ち着かな い日も結構ありまして…。今の家庭環境では、心身の負担になるような出来事も起こりやすい状況なので、自分なりにいろいろと対策を講じることを試みています。

その1つが、出来る限り、起床後に自分と向き合う時間を作ること。
いくつかの方法を行っている中で、今回は、「マインドフルネ瞑想」をするようになって、最近気づいたことを書こうと思います。

静かな場所に座って目を閉じて、自分の座骨を意識しながら、まずは左右のバランス整えていきます。
今行っている呼吸に注意を向けて、自分の身体の感じを意識していきます。
鼻から吸い込んだ空気が、胸やお腹に広がって体が徐々に膨らんでいくような感覚。
息を吐くときには、身体のお腹から上に向かって空気が移動して、身体が緩んでいくような感覚。​

しばらくの間は、気がかりや、その日の予定など雑念が次々浮かんでくるのですが、それも仕方がないことだ、と受け入れて、呼吸に意識を戻して続けていると…
やがて、心の中のザワザワしたものが静まってきて、頭の中がすっきりクリアになってくることがあります。
例えてみるならば、スノーボールの中で散らばっていた雪が、全て下に沈んでガラスが透き通って見えるような感じです。気分も何となくさわやかに感じます。 また、「マインドフルネスを実感できた」と思えた時には、目に映る景色がいつもより鮮やかに見えたり、仕事や作業にも、より深く集中できるように感じることもあります。

毎日、何らかの残念に感じたり、ストレスを感じる出来事は起きてはくるのですが、
肌に触れるタオルの心地よさ、お味噌汁のやさしいほっとする香り、窓の外から響いてくる鳥のさえずり、コスモスが受風に揺れる可憐な姿、歩道ですれ違った人々の笑顔など・・・ 同じ日常の中で、ささやかではあるけれども「なんだか嬉しい」と感じる瞬間が増えて、 心が潤うように感じられることがあります。

夜眠る前には、そのような「小さな喜び」や「心地の良さ」を思い出すようにして、今日1日に対してや、疲れた自分の体に対して、できるだけ「ありがとう」と感謝の気持ちも伝えるようにしています。 この作業にも努力が必要な日がありますが、意外とすんなりできる日もあります。続けていくと人生が豊かになっていくような期待も持ち始めています。

できる限り、続けていきたいと思っている1つです。



*「マインドフルネス」:「今この瞬間に意識を向け、評価や判断を加えず、ありのままを受け入れて観察する」というシンプルな行いです。「マインドフルネス瞑想」は、科学的にもその効果が証明されつつあります。ストレス軽減や集中力の向上、感情の安定に寄与することが数多くの研究で示されていて、Googleなどの企業や教育機関においても、パフォーマンス向上や心の健康をサポートするために、マインドフルネス瞑想のプログラムが導入されてきています。

*参考:「マインドフルネス・ストレス低減法ワークブック」ボブ・スタール他著、「マインドフルネスストレス低減法」ジョン・カバット・ジン著