イベントの振返り(その2)

2024年12月04日 | つぶやき:嬉・輝・希, フォーカシングとココロの肥料

🌳自然写真に触れるワーク🌳

11/17(日)に開催したオンライン・イベントを終えて、感じたことの続きです。

今回は、2番目に実施した「自然の写真に触れるワーク」について記しておきたいと思います。
このワークでは、自然の景色が入った6枚の写真の中から、まずご自身が気になる1枚を選んでもらいます。そして、その写真を見ている自分の内側を意識していただいて、湧き上がってくる感じを紙面に絵や点、言葉などで自由に表現してもらいました。


アンケートでは、こちらも回答された皆さん全員が、「満足できた」と評価してくださり、
理由として記載してくださった方々からは・・・

普段とは違った感覚を使うことが楽しかった。
意外な体験に繋がり興味深かった。
自分が感じ取って描いた絵と、他の方の感じ取り方が全く違いがあり、日々の発言の受け取り方も違うことも想像でき、コミニュケーションで配慮していきたいこと等にも気づいた。

というコメントをいただきました。


私自身がワークをした際のプロセスを少しご紹介すると・・・
気になったのは、海中のウミガメ写真。最初はカメが気持ちよさそうに見えていたのに、自分の内側の感覚を意識していると、やがて息苦しさが感じられて驚きました。
紙面に表現したくなったのは、黄色や青の大小たくさんの、まるで泡のような丸。。。
その絵を見ていたら、写真のウミガメが、空気を求めて水面に上がろうとしている姿に見えてきました。
それは、今の自分の生活状況で感じている息苦さと重なるような気がしてきて・・・
「一旦この日常から離れて、十分息抜きをする機会が、今の私には必要なんだな」と思えてきました。
そう思ってしばらくすると、ふっと溜息もでてきて、息苦しさが少し和らいだような気もしました。

自分の内側の感覚に意識を向けていると、自分が必要としていることへの気づきがあったりします。その際の、「あぁ、そうか。」という感覚は、頭で考えたときとは異なる、腑に落ちるというか、身体から納得できるような感じがすることがあります。
「自然写真に触れるワーク」は、そのような体験を得ることができるワークだと考えています。​


写真は、​MollyroseleeによるPixabayからの画像