🌳ソマティック・アプローチのワーク🌳
今回のワークショップは、
「今の身体の感覚をしっかりと味わうこと」「リラックスすること」「「これまでとは違う新しい視点から気づきを得て、活力へとつなげること」を目指し、4つのワークでプログラムを構成しました。
まずは、最初に実施した、「ソマティック・アプローチ」で感じたことを記しておきます。
このワークは、後半のフォーカシングのアプローチへの準備の意味合いも含めて、こころと身体のつながりを深め、リラックスしていただく目的のものでした。ポリヴェーガル理論をベースにしているセルフケアの方法、「セルフタッチ」を中心に、からだの感覚を丁寧に感じていくようにガイドが行われていきました。
実施後のアンケートでは、回答された皆さん全員が、「満足できた」と評価してくださいました。
満足の理由を記載してくださった方もいて・・・
最初と最後では自分自身の身体の感覚や、心のエネルギーの感覚が違い、よりリラックスして心が満ちた感覚があった
簡便ながらいろいろな要素が含まれていて、臨床でも参考になり勉強になった
というご意見がありました。
私個人の感想としては・・・
子どもから、大人まで年齢を問わず、リラックスへと導くことに役立つ、とても易しい方法だと思いました。
ワークショップで実施したセルフタッチを呼吸に意識を向けつつ行うと、心地よい気分で入眠できるので、私は毎晩続けています。
<出典>
・浅井咲子著「安心のタネの育て方・不安・イライラがすっと消え去る」(大和出版、2021) *W1でご紹介したセルフタッチ(ベーシック3)を含んだ様々なセルフケアの方法が書かれてあります。
・キャシー・L・ケイン/ステファン・J・テレール著「レジリエンスを育む」花岡ちぐさ・浅井咲子訳 (岩崎学術出版社、2019)* ベースとなるポリヴェーガル理論についてもわかりやすく紹介されています。
*アンケートにご協力くださった皆様、どうもありがとうございました。
*写真は、SilkeによるPixabayからのフリー画像