🌳渡り鳥の声が聞こえました
久し振りの投稿です。
2週間ほど前、東京での研修会に参加した帰路でのできごとです。
駅から自宅までの閑静な住宅街を歩いている途中で、
微かに、何かの鳴き声が遠くから耳に届いてくる気がして立ち止まって見ました。
その鳴き声を表現をするのは、とても難しいのですが・・・
あまり肺活量がなく、あまり上手でない人たちが、
複数でトランペットを吹いているような感じの
「ふぁん、ふぁん、ふぁん…」という音に聞こえました。
そして、その声は、徐々に大きくなって、近づいてきていました。
やがて、その声がする方向が、上空からだと分かり、見上げて見ると…
月の光でうっすらと明るい夜空に、豆粒くらいの大きさに見える鳥たちの群れが、
vの字を作りながら飛んでいたのでした。
丁度、ハクチョウたちの渡りの時期だったようで、
遠くシベリアからやってきて、さらに本州へと渡っていく途中だと思われました。
そう思うと、彼らの声の掛け合いが、励まし合っているようにも聞こえてきて、
「がんばってるなぁ」と思いながら、しばらく眺めていたくなって、
彼らの姿が遠く見えなくなるまで、見送ってから帰宅したのでした。
1)一羽の白鳥の画像::Oliver BenderによるPixabayから
2)鳥の群れの画像:Lars NissenによるPixabayから